はいどうも。自称「節約研究家」のフランキーです(笑)。
お金に細かい所がある私は、直近の4回はいずれも「ユーザー車検」で通しています。
2回目までは延長保証との兼ね合いもあり、ディーラーで通したのですが、毎回10万~20万円は勿体無くて。
しかし、ユーザー車検の敷居は高い(特に女性)らしいので、誰でも簡単に出来る事を説明申し上げたいと思います。
概要
ユーザー車検とは、自動車の使用者が自ら運輸支局等に車両を持ち込んで継続検査を受ける事を言います。
しかし、一般的にはディーラー車検もしくは民間車検で通す方が大半のようです。
要は、費用は高いが安心のディーラー車検、費用は安いが全部自力でやる必要があるユーザー車検、中間に位置する民間車検に分かれます。
車検基本料(整備費込み) | 時間 | 代車 | 保証 | |
---|---|---|---|---|
ディーラー | 4万~10万円 | 2日~3日間 | 保険料のみ | 半年or1万キロ |
民間整備工場 | 2万~8万円 | 数時間~2日 | 有料 | なし |
カー用品店 | 2万~8万円 | 数時間~2日 | 有料 | 半年or1万キロ |
ユーザー車検 | 1,800円 | 1~3時間 | なし | なし |
※かなり前の資料で恐縮ですが、ディーラーで車検を通そうとすると、割高な料金が出てくることも(苦笑)。
ディーラー車検高過ぎ!下記見積が切っ掛けとなり、ユーザー車検へ移行する事に。
税金と車検の基本費用
主に3つあり、順を追って説明していきます。
自動車重量税
自動車重量税は、その名の通り自動車の区分、重量によってかけられる税金です。
⇒年々高くなる税金でして、愛車は新車登録から10年以上経過しており、36,000円も取られました。
自賠責と合わせて、7万円の出費は痛いです。
自動車重量税とは? 軽自動車など車種別の税額計算法も解説 | ソニー損保
自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)
自賠責保険(共済)は、交通事故による被害者を救済するため、加害者が負うべき経済的な負担を補てんすることにより、基本的な対人賠償を確保することを目的としており、原動機付自転車(原付)を含むすべての自動車に加入が義務付けられています。
⇒こちらも3.4万円程度取られてしまい、10年以上経過した車の負担はかなり重いです。
検査登録費用
継続検査の場合は、普通車の検査登録費用1,800円でした。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/kensa/tesuryo.pdf
自動車税納税通知書(※車検時には不要)
毎年5月に請求が来る黄色い紙の請求書の事です。
数年前までは上記の支払い証明書の提示が必要でしたが、現在は不要との事です。
予約方法
下記予約サイトから簡単に出来ます。
ユーザー登録後、最寄りの検査場を選択(※東京運輸支局を選択)。
検査は、当日中は3回まで受けられるので、午前中がお勧め。
第二と第三ラウンドは混むらしく、初めての時は落ちる事もあるので、早めの時間がお勧め。
最後に、「車検証」を引っ張り出した上で、下記項目を入力し、予約完了です。
いざ車検場へ!
当日持参した物は、以下の通りです。
●車検証(絶対に必要)。
●自賠責保険証明証(絶対に必要その2)。
●現金(スーツケースに1諭吉をびっしりと詰込・・・ませんw)
●認印(なくてもOKだっけ?)
ユーザー車検書類作成
いざ鎌倉!ではなくて、車検場(戦場)へやって参りました。
第一ラウンド開始30分前に着いてしまい、時間があったので、ライトの調整へ。
⇒しかし、ここでライトの光量が足りない事が判明!まずーい!
行きつけのスタンドに相談した結果、ライトのクリーニングをする事に(※計8,040円)
おお!ばっちり綺麗になりましたね(笑)。
補足しておくと、数日前にバッテリー交換及びオイル交換を済ませ、車の取説を熟読し、準備は整えていました。
車検場に舞い戻り、早速ユーザー車検の受付へ。
書類を作成後、まずは自動車重量税(36K)の支払いへ。
次に、自賠責(34K)を更新しないといけません。
アメックスやダイナースは当然使えませんので、全て現金払い。
受付に戻り、これで事務手続きは全て完了し、検査場へ向かいます。
既に4回目ですが、相変わらず素人ですので、指導員をお願いしました(笑)。
検査コース
指定されたレーンに並び、自分の番を待ちます。
⇒係官の指示に従い、「ライト・ワイパー・ブレーキランプの確認・エンジンルームの車体番号の確認」をして終了。
ウインカー右!左!ワイパー!フォグランプ!パーキング(超早口w)。
はい!はい!間違えた!ありゃ!出来た!(笑)
検査場内に入った後は、指導員の指示に従い、サイドスリップ/ブレーキの検査/下回りと排ガスの検査し、あっという間に検査終了!
よろしくお願いします。
よろしくね~。
ウインカー!ライト下向き!上向き!アクセル踏んで40km固定!ブレーキ思いっ切り踏んで!サイドブレーキ!
はい!はい!あら?間違えたw うりゃ!出来た!
最後に、こちらの検査証シールを車に貼って、ユーザー車検は全て終了!
⇒車検場内には60分、スタンドにも60分しかおらず、所用時間120分でした。
※前回(2016年時)は、テスター屋さんでライトの調整した時間を含めて、60分強でした。
どうでも良い話ですが、帰り道に勢い余って、特上の焼肉を食べてしまった(笑)。
●事前の準備が大切(ライトの光軸調整や部品交換)。
●指導員をお願いすれば、後は彼らの指示に従えば良く、楽チン。
●検査場の職員は、ユーザー車検に意外と優しい(笑)。
編集後記
考え方が分かれる所でしょうが、平日に半日休める方は、ユーザー車検をお試しになっても良いと思います。
最初はびびっていましたが、二回目以降は楽になり、今では秋の一大イベントとして楽しんでいます(笑)。
また、僅か1,800円の費用で済むわけですし、ライト・ギア・ワイパーの使い方の勉強にもなり、一石二鳥ではないかと。
何事も、「習うより慣れろ」なんで、実践あるのみです!