はいどうも。
今回は、2012年6月から8日間旅した東アフリカのウガンダの旅行記をリライトしました。
最大のハイライトは、首都カンパラUS大使館近くでウガンダ軍の兵士に一時拘束されてしまった事です(苦笑)。
また、シピ滝近くのコーヒーツアーでは地元の子供達と触れ合うことが出来て、今でも楽しい思い出です(笑)。
韓国人牧師とビクトリア湖観光
エンテベ空港に到着後、アライバルビザを取得し、荷物を受け取った。
空港内で休憩していると、韓国人の牧師さんから声を掛けられた。
君はどこから来たんだい?韓国人?日本人?中国人?
私の場合、韓国にも友人がいるので、韓国人に対する印象は悪くない。
アニョハセヨ!Unfortunately,I 'm Japanese.
日本人珍しいね。今夜の宿はカンパラ?良かったら宿まで送っていくよ。
ご厚意に感謝申し上げます。しかし、宿を決めていないので、辞退させて頂きます。
JICAの職員も知っているけど、話していみるかい?
ありがとうございます。しかし、明日はビクトリア湖にも寄りたいし、空港近くのホテルに泊まろうかなと。
了解。「あなたは神を信じますか?」ジーザス云々かんぬん・・・10分間講話が続く(グハッ!)。
宗教関係の方からのオファーは、自分の信じる宗教への勧誘が目的なので、辞退が望ましい(苦笑)。
ホテルに一泊後、ビクトリア湖に行くため、通称ボダボダ(バイクタクシー)の運転手と、4,000シリングで交渉成立。レッツゴー!
これが淡水湖では世界二位の大きさを誇るというビクトリア湖。
画像左に写っているのが、ボダボダの運転手。意外と良い奴でした(笑)。
漁をしている人もいたが、あいにく本日は「NO FISH」との事、残念(笑)
ウガンダ陸軍に一時拘束される
第一目的であるスーダン大使館でのビザ取得は、休業日ということで、断念した。
宿は、評判の良かった「Adonaiゲストハウス」で直接交渉し、一泊US40→30ドルで交渉成立。
Adonai Guest House -ウガンダ-【 2019年最新の料金比較・口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー
3人部屋が回って来た。シャワー共有だけど、蚊帳もあり、広くて綺麗だ。
東アフリカ名物の「タスカービール」を買って、宿の庭で一人寂しく乾杯(笑)。
翌日道の前で地図を広げて、バイタクを待っていた所、ウガンダ軍に拘束されてしまった!
Hey!お前何やっているんだ!ここは、USA大使館の前だぞ。
はあ?タクシーを待っているだけだけですよ。
手に持っているのは何だ?
いや、日本のガイドブック(地球の歩き方)のコピーでっせ。
炎天下の中、銃口を向けられたまま、3時間拘束され、尋問の連続で写真まで撮られた(苦笑)。
US大使館近くで立ち止まってはいけない。コピーは特に怪しまれる。
調書にお前の両親の氏名や住所も書け!
親は関係ないだろう?!絶対に書きません!(5分間沈黙)
(猫なで声で)。ごめんなー。こっちも規則なんだよ(笑)。どうやったら書いてくれる?
ここにいる全員が私に「ごめんなさい!」と謝れば、書く用意がある(怒)。
(上機嫌で)OK!OK!ごめんねー(笑)。
(不機嫌のまま)しょうがない、書きますよ。全員と握手して一件落着(笑)。
上記が影響したとは思えませんが、後年イランやスーダン訪問歴が発覚し、ESTAを剥奪されてしまいましたが。
帰り道に、フードコート内のインド料理店で遅い昼飯。味はかなり良かった。
乗り合いバスが集まる通称タクシーパークへ。当時は世界一の規模と言われていました。
マーケットにも寄ってみたが、見るべき物もなく、雰囲気も良くなかった。
シピ滝へ移動
移動は、東アフリカ名物のマタトゥ(15,000+荷物代2,000)を選択。
到着が夜になったため、ムバレで一泊する事にし、ガイドブック記載のインド人経営の宿へ。
しかし、安宿のため、トイレ時々流れず、ホットシャワー使えたのは夜の数時間のみ(苦笑)。
翌日シピ村への移動には、最高7人を乗せた乗り合いタクシー(7千シリング)。
はい、チーズ!と乗客の皆さんと記念撮影(笑)。
今回の宿は、ロンプラの掲示板で見つけたLacam logdeへ。
一泊7万シリングと少し高めだが、立地最高+三食付だから、悪くない。
ラカム ロッジ (Lacam Lodge) -シピ-【 2019年最新の料金比較・口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー
お腹空いていたので、昼食をリクエスト(東アフリカの中ではおいしい方でした)。
シピ滝と珈琲豆作り見学ツアー
数種類のツアーの中から、滝見学(2万シリング)と珈琲作り見学(4万)を選択。
ガイドは、ポーターも兼ねて専任となった「ケネス」。
基本的に良い奴でしたが、チップが少ないと露骨に不満顔するのが彼の特徴(苦笑)。
シピ滝の入場料千シリング払って、ツアー開始。滝が見えて来たぞ~
小さな滝なので、滝の後ろに回れました。
規模は小さいけど、意外と迫力がありました。
近くの別の滝。新兵器の「OM-D」の威力は、さすがです。
今度は、宿の目の前にある滝。ケネスによると、シピには大きな滝が3個あるそうだ。
アイリッシュ畑とバナナ農園らしい。遠くに見えるのはシピ滝のようだ。
生後4か月のコーヒー豆の画像です。
8か月経過したコーヒー豆。ここまで来ると、食べることもできるらしい。
ケネスが実際に手に取って、味見していた(笑)。私は当然辞退。
ケネス宅へ。しかし、急な来訪に子供達は泣きながら、逃げてしまった(笑)
近所の男の子。随分と人懐っこい子で、握手を求めてきたり、恥ずかしがったり、かわいい(笑)。
恥ずかしがりながらも、どんどん子供達が集まってきた。
「生のコーヒー豆」を調達して貰い、早速開始。ピーナツみたいだな。
餅つきみたいな感じで、細かく砕いていた。
次は、豆の殻を剥がす作業。しかし、意外とこれが面倒でした。
ケネスの奥さんが、豆を振りながら、選別をしていた。
ケネス不在の間に、近所の女の子に私の帽子とサングラスを着せて、遊んでみた。
ケネスの奥さんにサングラスを付けて貰ったが、似合い過ぎて、ちと怖い(笑)。
奥さんにコーヒーを焙煎して貰ったが、これが結構暑くて大変な作業。
焙煎終わった後のコーヒー豆。食べてみたら、ポップコーンみたいな感じだった。
この頃になると、子供達も打ち解けてきて、段々素顔を見せてくれるようになってきた。
ケネスもこの笑顔(笑)。最初は口論した時もあったが、最後は仲良くなれた気がする。
試飲タイム。味はかなり濃く、フレンチローストみたいだったが、新鮮で結構おいしかった(笑)。
完全に私になついてしまった近所の女の子が私を呼び、写真を撮れと要求。
ケネス一家の笑顔を撮影してツアー終了!楽しくかつ得難い体験でした。
編集後記
二回分の旅行記を一回にまとめたので、長くなってしまい、申し訳ありません(苦笑)。
しかし、こういった旅行記は書いていて楽しいので、編集作業は苦になりませんでした。
思うに、手段が目的化したファーストクラスやスイートルームを楽しむ旅も悪くないですが、たまにはアフリカや中東など途上国での思い出作りも一興かと。
言語・宗教・文化の壁を越えた「一期一会の旅」も良いものですし、自然と触れ合うのも海外旅行の醍醐味だと思います。