はいどうも。※2018年4月19日再編集。
今回は、マイルより価値が低いと揶揄されるスカイペソ=デルタスカイマイルの特集記事です。
スカイマイルの特典規則や「スイートスポットベスト10」を平易に解説していきたいと思います。
一方で、アプリの使い勝手はDLが一番ですし、CSサポートの対応も良くて、信頼出来るキャリアです。
概要
予告なしの特典の改悪やチャートの廃止など、「マイラーの最大の敵」として悪名高いデルタ。
①バグ ②片道③遠回りを最大限利用して、マイルの価値を高めます。
更に、AF/GA/VSなどアッパークラスに力を入れているキャリアのCクラスに乗って、マイル単価を向上。
廃止されたアワードのチャートをご覧になりたい方は、(こちら)をご覧ください。
一方で、デルタの座席・定時運行・CSの対応には定評があり、アメリカでの評判は概ね良いようです。
デルタスカイマイルの入手方法
(1)クレジットカード
⇒アメックスPの移行レートが改悪されて、デルタスカイマイルの1倍も侮れません。
(2)ニッポン500マイルキャンペーン
⇒国内線搭乗で500マイル(※一般5,000/エリート20,000まで)貰える太っ腹なCPNです。
何事も日常活動が大切ですので、マイレージは地道に貯めましょう。
日本国内線に関しては、ユナイテッド航空のマイレージプラスが一番だと思います。
(3)某オク
⇒推奨は出来ませんが、現実に出回っており、相場は1マイル1.5円のようです。
(4)バイマイルサイト
⇒「buyairlinemiles」などで、1マイル当たり1.8セントから購入できるようです。
(番外)JTB旅行券
⇒上級会員及びクレカ保持者は、等価で交換可能(一年間に3万マイル)。
https://marketplaceasia.delta.com/?___store=delta_jtb_japanese
DLスカイマイルの規則と注意事項
ここで、デルタの特典航空券のルールをおさらいしておきます。
●オンライン発券可能なキャリアが多い。
●TN/KQ/OKなどは、一部ルートor完全に表示されず、電話で予約する必要があります。
●燃油サーチャージなしは、クリップマークなしの以下の航空会社(DL/KE/GA/VN/AF/AZ/KL/AM/VS/OK/AR/G3/CI)。
⇒いつからか不明ですが、チャイナエアライン(CI)も実質燃油代不要になった模様。
※但し、デルタと提携航空会社の欧州発のみ、燃油サーチャージを徴収しています。
更に、デルタ便に限り、米国発欧州着便でも燃油サーチャージの徴収開始。
UGH: Delta Is Adding Surcharges To More Award Tickets | One Mile at a Time
アラスカ航空は燃油代不要なキャリアが多いし、JALのファーストクラスを予約するには、ASMPが一番です。
●片道4区間、往復8区間(詳細はこちら)まで。
●MPM(最大許容マイル)制限は、事実上ない模様です。
●往復の場合は、オープンジョーも可能。経由地でのストップオーバーは不可。
●オンラインで予約出来ない旅程は、原則25ドル徴収される事が多いようです。
●一般会員の変更及び払い戻し手数料は、一律150ドルです。
●更に、出発72時間前を切ると一切の払い戻し不可。
●他社より寛容なリスクフリーキャンセレーション(詳細はこちら)
●高額な手数料を支払いたくない方は、ステータスマッチを利用して、減免する事も可能。
デルタ航空スカイマイル・ステータスマッチ・チャレンジ:デルタ航空
DL スカイマイルスイートスポットベスト10
ここからは、スカイマイルのお得な使い方ベスト10をご案内します。
1,AFのCクラスで行く(パリ経由) ドバイ 7万マイル
⇒かなりの遠回りルートですが、AFのCクラスを2区間楽しめます。
※中東までエティハド航空のC4万/F5万マイルで行けるアメリカン航空の記事もご覧あれ。
http://www.mileage-monkey.com/aa-mileagewww.mileage-monkey.com
2,AFのCクラスで行く 南ア/マダガスカル 8万マイル
⇒羽田発の機材は、フルフラットでプライバシー性も抜群。アフリカまで80Kで行けるのはお得。
3,GAのCクラスで行く ジャカルタ(テンパサール)4万マイル
⇒ガルーダのCクラスは、1-2-1のフルフラット。機内食も美味しいと評判です。
※読者情報によると、2018年以降GAのCクラスの特典が出難くなっていましたが、時々空席出ます(笑)。
4,関空発 ベトナム航空のCクラスで行く 台北 3万マイル
⇒東京発では出ませんが、関空と名古屋発だとベトナム経由で台北まで行けます。
5,DeltaのCクラスで行く ブエノス(サンパウロ)10万マイル
⇒数少ないスイートスポットですが、滅多に10万マイルの表示出ません。
南米のパリと言われるブエノスは魅力的な街ですが、辿り着くまでがアドベンチャー!(笑)。
6,ロンドン発 VSのCクラスで行くドバイ/デリー 4.25万/6.5万マイル
⇒定評のあるVSラウンジで、シャンパンLansonを堪能出来ます。
※但し、LHR-DXBのCクラスの空席×、LHR-DELは〇、DXB-LHRも〇。
7,KEのCクラスで行く ソウル Y0.75万/C1.5万マイル
⇒使い勝手の良い区間ですが、特典枠は1に減少したようです。
※日本~台湾(24H以内)~韓国 15Kが、最近60Kに跳ね上がったようです。
8,GRU発 ARのCクラスで行く エルカラファテ Y1.25/C2.5万マイル
⇒航空券代が高いパタゴニアまで1.25万マイルで行けるのはお得。
※バリローチェ旅行時にアルゼンチン航空を実際に利用しました。
9,チャイナエアラインのCクラスで行く シドニー 6.5万マイル
⇒評価急上昇中のCI(※燃油代不要)でシドニーまで65Kで行けるのはお得。
10,ロンドン発 KLMで行くバクー 2.5万マイル ※SU分のみ要燃油代
⇒高額な税金がかかりますが、25Kで欧州内扱いのアゼルまで行けるのはお得。
アゼルバイジャンはなかなか魅力的な国なので、機会があれば是非どうぞ。
編集後記
今回の特典航空券研究会の記事は、如何でしたでしょうか?
私は、スカイペソは評判の良いAF/GA/KE/VSに特化し、東南アジアや南アで使うのが一番良いと考えています。
予告なし改悪ばかりのDLなので、「宵越しのスカイペソは持つな!」を心掛けてください(笑)。
※エミレーツの特典航空券を発券したい方は、JALマイレージバンクが一番だと思います。